今回、オカバンゴまでの移動はこんな感じでした。 ********************************************************* 19:10成田---1:20シンガポール着(乗り継ぎ) 2:15シンガポール発---7:10ヨハネスブルグ着(ここまでシンガポール航空) 9:15ヨハネスブルグ発----11:00ビクトリアフォールズ空港着(南ア航空) その後陸路でカサネ空港まで移動(約1.5時間) カサネ空港から、セスナでキャンプの最寄りの滑走路まで(約1.5時間) 滑走路からキャンプまで車で5分。 ビクトリアフォールズ空港はジンバブエで、カサネ空港はボツワナ。 今回、これらの接続はとってもスムーズでした。 ********************************************************** ■快適なシンガポール航空■ シンガポールからヨハネスブルグまでの機内。座席配列は3-3-3と中途半端だけれど、SQはやっぱり快適♪一度SQの長距離を経験してしまうと、なかなか他の機種に乗る気がしなくなってしまう感じ。11時間のフライトもオンデマンドの映画がたくさんあるので飽きることはありませんでした。 とは言っても日頃の寝不足を解消するように、ず〜〜っと死んだように寝ていてあっという間でしたけど。 ■ヨハネスブルグ空港にて■ 写真はヨハネスブルグ空港の両替所前にて。 バゲージのタグはVFA(ビクトリアフォールズ)なので、荷物はスルーでした。 ボツワナもジンバブエも南アの通貨(ランド)が使えるので、とりあえずここで少し両替。 そしてリップクリームを忘れて来たことに気づき、ファーマシーにてゲット。 (※リップクリーム無しにボツワナ旅行は不可能でした。) ヨハネスブルグ空港は魅力的な民芸品が多く、何時間あっても見飽きることがなさそうなのに、いつもゆっくり時間がとれなくて残念・・。 新しくなっていたヨハネスブルグの出発ロビー。 ピカピカになっていてビックリ・・・ ■ビクトリアフォールズ空港まで■ ビクトリアフォールズまではCクラスへアップグレード♪ ・・・・といっても日本のクラスJくらいの座席でしたが、ジンバブエの入国審査はビザ申請もあって凄く待たされるのため、前方席は超ラッキーでした。 (子供達もだんだん大人になってきたので、今回からモザイクにしました。) 左はヨハネスブルグ上空。右はジンバブエ上空? アフリカの大地は灰色がかった茶色のイメージです。 そして二度目のビクトリアフォールズ空港。 アップグレードの前方席だったおかげで、入国審査もビザを収得もすんなり。去年は列の後ろに並んでしまったので、延々・・・と待たされました。 今回のビザは、南アからジンバブエへ入国し、帰りはボツワナからジンバブエに入国することになるのでダブルエントリーで1人45$を支払います。(子供は不要) そして、成田で預けた荷物と御対面! 「よくぞ、2回の乗り継ぎに一緒に乗ってきてくれました!!」 と喜びもひとしお。 ・・・何故か当然1個くらいはロスバケするものと覚悟してたのよねぇ・・(苦笑) そして無事出迎えスタッフと対面できた後は、一路カサネ空港へ。 こんな景色が延々と広がっております。木立の中には象が潜んでいることもしばしば・・・ ■国境を越える■ そしてジンバブエとボツワナの国境付近です(撮影禁止箇所多し!)。 ジンバブエ川のの出国手続きのオフィスと、ボツワナ入国審査オフィスの間にこんな場所がありました。ここでは車が消毒液の中を通過して行きます。人も降りて消毒液を浸したスポンジの上を歩き靴底の消毒をします。 ボツワナは環境保護に力を入れているらしいですが、他国から菌や種など持ち込まないためでしょうか? 効果の程は甚だ疑問ですが、国境風景としてはオモシロイかったです。 ちなみに、両国の出国審査、入国審査オフィスの間には金網でできたゲートがありました。 写真はバオバブの木。ボツワナに来ると時々見かけます。 ■カサネ空港■ そしてようやくカサネ空港に到着。 空港といっても田舎の駅のような感じ。 ここからオカバンゴに向けて出発することになります。 ■セスナでオカバンゴへ■ 私達の乗ったセスナはコレ。 今まで乗った飛行機のなかで、最も小さな6人乗り。 オモチャみたいというか、車に羽が生えた感じというか・・・。こんなんで大丈夫〜?と不安になるサイズ。 『スーツケースが持ち込めません!』の理由は、収納スペースを見て一目瞭然。 ソフトバッグでも、厚みのある物だと中身を減らして潰さないと入りません。 もっとも、客席の後ろにも少し積めるスペースがあったので、大きなソフトバッグはそちらに入れてもらいました。 でも、スーツケースはどうがんばっても絶〜対に無理!でした。 機内はこんな感じ。車よりも狭っ!! 窓を開けられないので、離陸するまでは暑くてたまりませんが、離陸してしまうと肌寒い感じでした。 さて、ここからは上空の景色を眺めながらの楽しいフライト・・・と期待していたのですが・・・。 セスナって、メチャメチャ揺れを感じるのですねー。(汗) ジェットコースターの下りのように、ふわりと宙に投げ出されたかと思うと、みぞ落ちを下から突き上げられるようなあの感覚・・・。 これが1時間半の間、ずーーっと続きました。船にも似た揺れです。 「気分が悪くなったら、これ使ってね!」 と、座席にはビニールコーティングの紙袋も用意されていますが、たしかに船に弱い人にはキツイかも?と思いました。 『オカバンゴは「カラハリの真珠」とも言われるほど、その景色は美しい』 と、どこぞのサイトで読んでいたので、その上空からの景色は期待していました。 揺れに耐えること1時間、灌木だらけの殺伐とした大地が、水で潤う湿地へと変わりました。 真珠というより、ヘビやワニやヒルがウヨウヨ潜む不気味な光景にさえ思えます。 「真珠のような景色はどこだ〜〜?」 とキョロキョロ見回しましたが、真珠と思える景色にはお目にかからず、とうとうこの景色の中に着陸。 う〜〜む、私が見たこの景色こそがカラハリの真珠だったのだろうか(爆)?? 不可解な気持でオカバンゴの地に到着したのでした。 ■オカバンゴ到着■ 滑走路にはキャンプのサファリカーが出迎えてくれ、ようやく本日の滞在”Seba camp”に到着しました。 こんな感じで、最初のキャンプに着いたのは2日目の15時半過ぎ。 日本時間だと22時半になります。 これは成田を出てから27時間、私達が家を出てからだと36時間もの長旅でした。 でも、今回チョベがコースに入っていたためにビクトリアフォールズ空港やカサネ空港を利用することになったのですが、ヨハネスブルグからボツワナのマウンに飛べば、そこからオカバンゴまではセスナで30分程なので、もっと簡単な移動になります。
by blueskyblog
| 2007-08-19 00:40
| 2007年ボツワナ・南ア
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