アフリカ旅行記の途中ですが、 「特典でゲットしたエアーが欠航になる」というレアな体験をしてしまったので、 ちょっとまとめてみました。 それにしても、いつもトラブル話を書いてるような気がするんですけど・・・(汗) (10月11日 後日談追記しました) ★★今回の手配と経緯★★ ■地方からの特典旅行はとってもお得■ 今回の旅行は、関空経由で台北往復をJALの特典航空券をゲットしての旅行でした。 利用したマイルは去年の12月期限のもので、11月にゲットしたものです。 JALの海外特典券は、東京や大阪発着の場合でも、地方発着で東京や大阪で乗り換えても同じマイル数でOKです。 つまり、『大阪---台北』の往復も2万マイルですが、『秋田--大阪--台北』の往復も2万マイルで済むのです。 地方に住むモノにとっては、とてもアリガタイ計算方法です。あくまで順調に飛んでくれればの話しですけど・・・ね(笑)。 ■フライトスケジュールは変動する■ ところが、1年近く前からエアーを押さえていても、フライトスケジュールはいつも同じとは限りません。 (往路)秋田---伊丹/関空---台北 (復路)台北---関空/関空---秋田 で押さえていたモノの、その後のフライトスケジュールの変更で、復路の関空乗り継ぎ時間が短すぎて乗り継げなくなったのです。 それをJALに相談したところ、復路を 台北---成田/羽田---秋田 に変更してもらえることになりました。(6月頃のお話です) この変更によって余分に発生してしまう、成田--羽田間の移動に関しては、JALがリムジンバス代金を負担してくれるという良心的なモノでした。 こうして (往路)秋田---伊丹(大阪泊)/関空---台北 (復路)台北---成田/羽田---秋田 の予定で座席を無事ゲットできたのですが、台風のせいでこの一連の輪が切れてしまうとちょっと厄介でした。 ■ホテルの手配■ 香港の時と同様に、『プールがあること』、『4人で泊まれるお部屋があること』で選んでファーイーストプラザ・シャングリラを押さえました。 シャングリラは、エグゼクティブ(下から2番目のランク)以上のクラスであれば、どのお部屋も4人1部屋可能なのだそうです。(トリプル仕様で1人は添い寝) 『息子は12歳だけどホントに4人1部屋で大丈夫?』と念を押し確認しましたが、大人3人+添い寝の子供1人でもOKだそうで、ファミリーにとってはうれしいホテルかも知れません・・・。 ちなみに、ロケーション的には101直結のグランドハイアットに惚れたのですが、ここは消防法の理由でどのカテゴリーのお部屋も1部屋3人まで。 短い滞在の場合は、コネクティングにしてでも、ロケーションの良い方が便利かな〜?とも思ったのですが、改修中にてプールが使えないと知り諦めました。(何しに行くんだ〜〜!?って感じですけど) ※大阪のホテルに関してはどこが良いのか全く検討がつかずでした。 『ファミリールームがあり、関空に行くにも伊丹に行くにも便利なホテル』 をご存じの方は、是非教えて下さいませ〜〜! ★★そして欠航になる★★ ■飛べるの?飛べないの?■ そして連休前日の金曜日、 「何だか天気図がヤバイ感じだよね〜?」 と、思いながらも、大阪までは無事辿り着きました。 当日の朝は、起きてから関空に着くまでの間、携帯で天気図をチェックしたり、何度も『関空の発着情報』に電話をいれてみたり(コンピューターによる離着陸時間や欠航の音声案内があります)しましたが、欠航の情報はありませんでした。 携帯の天気図では台湾に重なるように925hpaのグルグルがあったんですけどね。 ウェブチェックインは済ませていましたが、とりあえず出発2時間前の8時半には関空に到着。 発券カウンターで予定通りのチケットを受け取り、成田--羽田間のリムジンバスチケットももらい、荷物も預け、両替も済ませて、何事も無く出国審査も済ませましたが、欠航の雰囲気はまるでありません。 電光掲示板には『10:30 TAIPEI』の文字があり 「へぇー、あんな天気図でも、飛行機って結構飛べるものなのね〜。」 なんて思いつつ、のんびり免税店を覗いたりしていましたが、案の定・・・。 『canceled』の表示が出たのは出発予定時刻の30分前の事でした。 ま、あの天気図だから、それ程オドロキはしなかったけれど、どうしてもっと早くディシジョンできなかったのかしら・・・・? そしたらもっと精神的にも時間的にも経済的にも被害が小さかったのに。 ■私達はどうすれば?■ さて、こまった・・。 こういう場合、特典券はどういう扱いになるのか全くわかっていませんでした。 搭乗口のスタッフに相談すると ・まずはこれから皆さんに再入国と、荷物の受け取りの案内をします。 ・今日は成田も関空も台湾行きは全便欠航になりましたが 明日も今のところ飛べるかわからないし、振り替えれるかもわかりません。 ・特典航空券の場合は、JMBの特典予約窓口で対応を確認して下さい。 ということでした。 去年の南アの時なら、その後の行程全部キャンセルなんてとんでもない!!という感じでしたが、今回は短い日程だったので、台湾に行けない事自体はすぐに諦めがついたのですが、その後の手配が結構めんどうでした。 まずはJMBに電話しなくては・・・。 ■電話は繋がらないゾ■ JMBの特典予約窓口と言えば、普段でさえ電話の繋がらない所。ましてこんな状況。 「順番におつなぎしますので、そのままでお待ち下さい。」 と言われ、待つこと45分。(携帯からなので、フリーダイアルじゃないんですけど・・憤)。 その間、旦那は直接台湾へ電話し、ホテルをキャンセル・・・(涙)。 ただでさえ頭の中が真っ白だったのに、この待ち時間はすごーーく疲れました。 ■マイルの払い戻し■ 結局、こういうケースの対応は以下の様になるようです。 1・途中まで来てしまった後で欠航が判明したケースなので この先の旅行を全部キャンセルする場合は1人15,000マイルバック。 (国内1区間を5000マイル計算というのは良心的かも) 2・本来のマイルは去年の12月までの期限だったけれど、 バックされるマイルは来年の12月まで利用可能。 (これも良心的な対応かも) 3・但し、羽田--秋田間の国内線を使うとすれば、国内2区間分となるため バックされるマイルは1人5,000マイルとなる。 つまり国内旅行の特典15,000を使った解釈と言う事らしい。 こうやって聞くと、それなりに理にかなった良心的な対応だと思いますが、単純往復の場合と違い、どうしても関空---羽田間の自己負担が発生してしまうのです。(涙) ■オペレーターとの行き違い?■ でも実は、電話で話したオペレーターとの間に行き違いがあり、 「15,000マイルのバックで、国内線の分はそのまま利用できます。」 と言われたと思ったんですよねぇ。。。 『へぇー、凄くサービス良いのね?』とは思ったけれど、こんな状況だとそんなモノかと信じて疑いませんでした。 「じゃぁ、関空から羽田への移動を自分達でどうにかすれば、あとは大丈夫ですね?」 と、念を押したつもりだったのですが、後日羽田空港でもめることに。 最終日、羽田空港に行ったら、 「お客様はその後の旅程はキャンセルになっていますよ。 しかも現在その便は満席なので、座席は用意できません。」 タイミングが悪いことに、『国体』の最中でどの便も満席だったのです。 んもう〜〜、どうして、キャンセルされちゃってるかなぁ!!!(怒) オペレーターが伝え間違ったのか、私の解釈が間違っていたのかわかりませんが、携帯電話のやり取りには証拠が残りません。 15,000マイルを受け取るということは、その後の国内の移動も全部がキャンセルという事だったようで、自動的に羽田からのフライトもキャンセルになってしまっていたのです。 ■どっちがお得?■ でも、状況を察してくれた羽田の発券責任者さんが、出発予定時刻のギリギリになり何とか4人分の座席を確保してくれました。そして、きちんと上記の払い戻し条件を説明をしてくれた上で、 1・5,000マイルバックにしかならないけれど、特典を利用するか。 2・15,000マイルバックにする代わり、この区間は自己負担にするか。 その際「一昨日の段階でわかっていれば『特割り』を使ったでしょうから・・」 と、お得な料金を提示。(直前だと正規料金になり超割高です) の選択肢を与えてくれました。 ココはどう考えても自己負担にして15,000マイルバックの方がお得じゃん・・・ ■結局かかった費用は・・・■ ということで、結局・・・・ 大阪までの移動は5000マイルで無料でしたが、 伊丹----関空 関空----羽田 羽田----秋田 の移動は全て自己負担での国内旅行になりました。 ※大阪---秋田のダイレクトフライトより、東京経由2区間の方が若干安いです。 ちなみに、シャングリラホテルは当日キャンセルしたにも関わらず、キャンセル料はかからないとの事でした。ふぅ〜、助かった〜♪。これって、現地が台風だったからかしら? もし日本が台風で飛べなかった場合でもキャンセル料はかからずに済むのでしょうか? ただ、関空で交換した台湾通貨は全くの無駄でした。 私がJALとやり取りしている間、旦那は気を利かせたつもりで再度日本円に戻しちゃったので、当初交換した金額の8割弱になってしまいました(涙)。いつかのためにそのまま台北通貨でとっておけば良いものを・・・・ まあ、15,000マイル(×4人分)が戻り、更に来年末まで有効になったし、空港税やらサーチャージ分で1人2万円ほどが戻ることになるし、手元に成田--羽田間のバスチケットも残ったので(いいのか?笑)、『今回は初めからフツウの国内旅行だった』と思えばまるっきり損したという話でもありませんが、それにしても無駄な時間は多かったなー。 戻ったマイルで、いつかどこかへリベンジしなくてはね・・・(笑) ★★台湾がダメなら何処へ行こう★★ ■大阪か東京か■ そんな訳で台湾がダメなら、何処に行こうか・・・を考えなくてはなりませんでした。 大阪界隈で過ごし最終日に東京へ移動するか、最初から東京へ移動してしまうかの選択でしたが、三連休初日では、京都や関東の温泉なんて恐らく無理でしょう。 USJもTDLも三連休の激込みが予想されたので初めからパス。 となると、ホテルがとりやすいのはやっぱり大阪内か東京都内か。 大阪にはあまり来たことが無かったので観光の良い機会でしたが、何の下準備も無い状態では、子供と一緒に楽しめる場所はどこなのか、移動にどのくらい時間がかかるのか皆目検討がつきません。 一方、東京なら何度も来ているし、子供といっしょでも楽しめそうな所がいくつか思い浮かびます。何より移動時間や距離が読めるので、今度のような突然の状況でも動きやすいかな・・・。 という訳で、関空内のインターネットでホテルの空室を探し出し、大阪を後にしたのでした。 でも、実は子供達にとって、TDLとTDSを除くと初めての東京観光だったので、これが意外と楽しかったようです。(この話はまた後日) *****10月11日 追記***** 台湾旅行キャンセルから5日目の本日、突然JALから電話がありました。 1人につき2万マイルをバックしてくれることになったようです。 期限は同じく来年の12月までというので、結構良心的かも・・。
by blueskyblog
| 2007-10-10 01:14
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