今日はジャスパーを後にし、アイスフィールドパークウェイをバンフへと戻ります。 ジャスパーに3泊したというのに、ジャスパーらしい名所に行けなかったので、帰る前にウィスラーズ山に寄る事にしました。山頂付近までゴンドラが連れて行ってくれる見晴台のような所です。 地球の歩き方には、ピーク期はかなり混雑するので午前中の早い時間がオススメ!と書かれていたので張り切っていたのですが・・・ でもこの日起きたら既に8時過ぎ。 昨日のがんばりが効いて、筋肉痛はともかく座った時のお尻が痛いのなんの。青あざができてるんじゃないかと思うほど。 写真はパークロッジの朝食。ビュッフェには生ハムやスモークサーモン、エッグベネディクトなどもあり毎朝美味しかったです。 結局もたもたしてチェックアウトしたのは10時近くでした。 ウィスラーズ山のゴンドラ乗り場までは30分ほどで着きました。行ってみてわかったのですが、待ち時間が長い理由は、観光客が多いからではなく、単にゴンドラの本数が少ないから。30人乗りですが、15分間なのです。確かに団体客がいれば待ち時間は長いかも知れません。 この日私達は10時半頃到着しましたが1本待ちで乗れました。 長〜〜いケーブルに30人乗りのゴンドラが1台だけ(笑)。ゴンドラは標高差1000mを4分で登ります。 こちらは山頂駅の展望台からの景色。ジャスパーの街が一望できます。展望台にはおみやげやさんや軽食をとれる場所もありました。 でも、ウィスラーズ山の頂上は更にここから1km先。荒涼とした大地に細長い道が続きます。 お天気も大丈夫そうだし、歩くだけならお尻も痛くないし、なんたってトレッキングシューズも乾いちゃってるし。ここまで来たからには山頂を目指さなくちゃね♪♪・・と、全く懲りません。 で、ここから1kmの行程の絶景だった事。 緑が少なく殺伐とした大地にも見えるけど、そんな人を寄せ付けない景色ってとっても惹かれるんです。 それにロッキーに立っているぞ!!ということを実感できる景色でした。 この日は比較的暖かく、下界は半袖でも大丈夫でしたが、1000m上がるとサスガにフリースのパーカーとウィンドブレーカーは必須。 やっぱり暑いっ!!。とジャンバーを脱ぐ息子。着たり脱いだり簡単にできる準備が必要です。 さすがにトライアスロンの次の日なので膝がこたえますなぁ。 でも、こんな山並みを見ていると心が隅々まで洗われるようです。 もし天気が急に変わって土砂降りやみぞれが降っても、避難する場所はありません(汗)。登るなら安定したお天気の日に限ります。 そろそろ視界が開けてきて・・・ 無事山頂に到着。2464mなり〜。 たった1kmなのに、展望台から45分くらいもかかりました。 外国の山って初めてでしたが、石を積み重ねるのって、世界共通の習慣(?)なんですね。 それぞれの山の名前がわかるように案内されていますが・・・ 中でもひときわ風格があるのは頂が白と紺の縞々模様のマウント・エディスキャンベル(3363m)。 他にもウィスラーズ山の周りには高い山々がたくさんあります。 こちらはエディスキャンベルと反対側。 太古の昔、巨大な氷河が削った大地は、現在幅広いの緑の帯となり遙か遠くバンフまで延々と続きます。地球の営みにただただ感動するばかり。 山はリスがたくさんいますが、積まれた石の間にも住み着いていました。 ウィスラーズ山の山頂からは更に次の山への登山道も続いていましたが、これからロングドライブが控えているので展望台へ引き返します。 うっすらと緑色の斜面に立つと、何となくサウンドオブミュージックのワンシーンに似てなくもない?(笑) 切り立った山々と氷河が削った大地をバックに。 体力も根性も無いのでしばらく山登りから遠ざかっていたけど、一歩一歩進むごとにパノラマビューはやっぱりスバラシイ。 そのムカシ、大雪山を縦走したときの感動が久しぶりによみがえってきました。あちこち海外旅行もしたけれど、私にとって大雪山は特別な場所なんです(笑)。 そしてジャスパーの全貌。 ボベール湖がこんなくびれた形をしていたなんて。。。対岸の見える小さな湖と思ったのに自転車で1周45分もかかった事にとっても納得できました。 下りは20分ほどでゴンドラの山頂駅に到着。 この辺にもたくさんのリスが住み着いています。いったい何を食べて生きているやら。 山頂駅で軽食でも・・と思ったのですが、食べたいものが無かったので、そのままゴンドラで下りターミナルの売店にあったパン(アップルパイやブラウニー程度)とスターバックスのカフェオレとレインボーアイスで軽い昼食にしました。 これはターミナルで花壇に植えられていた花々。花の無い殺伐とした山でしたが、カナダはいたるで所で目を楽しませてくれます。 たまたまお天気に恵まれたおかげで行って来られたウィスラーズ山でしたが、私の中では今回の旅行中BEST OF ROCKYな場所でした。 (観光所用時間 約2時間)
by blueskyblog
| 2008-09-26 22:02
| 2008年カナダ
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