日本での感染も想定内とはいえ、一気に『96人』にビックリな週末です。 そもそも今回のインフルエンザ、症状がマイルドな所がクセモノ。 成田の検疫で発見された高校生の中にも、高熱がなく咳と鼻水程度で、普段ならタダの感冒で片付けられてしまう程度の方もいらっしゃいましたよね。 桝添厚生労働大臣は再三にわたり『水際対策は悪までも時間稼ぎ』と強調していましたが、まさしくその通りですよね。 一部マスコミの報道では、カナダから帰国して入国直後に感染が判明した高校生の周囲に座っていた12人が、そのまま入国審査をスルーしてしまったことに対し、『水際対策に穴』と避難しましたが、それは穴では無く、このインフルエンザ対策の限界だと思うんです。 熱もなくて、咳、鼻水だけの人全員をインフルエンザと疑うなんて、限界があるというもの。ましてや、潜伏期間が最大10日間とあっては・・。鎖国してるわけじゃないんだからね。 今回は渡航歴の無い高校生を中心とした国内感染でした。 「渡航歴がないけど、似たような症状が同高内で多発している。 しかも、この時期において簡易検査でインフルエンザAが陽性。」 ということで診察した医師はアヤシイと思ったようです。あっぱれだわ〜。 ってことは、これは氷山の一角に過ぎず、裾野はもっと広いってこと??。 それにしても、インフルエンザって夏にはいったん流行が収束するハズ??なんて思っていたんですけど、アメリカもメキシコもまだ勢いは衰えてないですよね。この先どうなってしまうんでしょう。 東南アジアではまだでていないんだけど、これって暑さに弱いウィルスってワケではないのかな? 単なるサーベイランス能力や、国民の意識の違いだったりして? 神戸大阪では休校や集会の延期、お祭りの中止などの対策が進められているようですが、保育園、デイサービス、職場まで閉鎖に追い込まれるとタイヘンですよね。感染予防にはとても大切な事だけど、これが長期化すれば社会全体の機能が低下しないかと心配です。 10日分の食料、やっぱり買いだめしておこうかしらん?? これまで海外旅行への影響ばかり心配していたけれど、 来月には娘の修学旅行もあります。 国内で感染が拡大すれば、こういう行事にも影響しかねないですよね。 とっても楽しみにしている修学旅行だもの、憂い無く行かせてあげたいものです。
by blueskyblog
| 2009-05-18 01:15
| 雑感
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