この日は、1人旅のイタリア男性とロンドンファミリーがSeba campを去る日でした。 イタリア男性はこのまま帰路へ、ロンドンファミリーはおとなりのAbu campへ移動することになっていました。 ■Abu campについて■ Abu campはSeba campとエアーストリップを共にする最寄りのキャンプで、エレファントバックライドサファリ(写真右。ワイルダネスのHPより)で有名な所です。雑誌クレアに掲載されたMombo campをしのぐ、オカバンゴの中でも最高級のキャンプでもあります。 この先のボツワナ旅行中も、 「Seba campに滞在しました」 というと誰もが 「じゃぁ、Abuにも行ったの?」 と聞き返されるくらい現地でも有名なキャンプでした。 現地で聞いて知ったのですが、エレファントバックライドに使われる象達はボツワナの象ではないのだとか。Abu campのオーナーはアメリカ人で、もともと動物園から戻されたり密漁で保護されたけれど野生に戻れない象達の保護活動を行っていたようです。飼い慣らされた象だからこそ、エレファントバックライドも可能だった訳ですね・・・。 確かに旅行計画中にこの写真を見た時は、『わー、楽しそう。ここがいいなー♪』と心が躍りました。・・・が、浅はかでございました。オールインクルーシブとは言え「これって1部屋の料金でしょ?」と思うお値段が1人分・・・・。オンシーズンのこの時期、家族6人なら1泊8000USドルってところでしょうか(苦笑)。 そんな訳でこのロンドンファミリー、とんでもなく桁違いのお金持ちであることには違いありません。 でも、このロンドンファミリーは全く派手さがなく、何処にでもいそうな極々フツウのファミリーに見えました。むしろ地味なくらい。あまり煌びやかな人達でなく、フレンドリーかつジェントリーだったのは、我が家にとってもありがたいことでした。 ■さようならMAX and MIA■ ランチの後は彼らの出発タイム。 同じ年の女の子同士が出発の車を待たせてアドレス交換。お互いイイ思い出になったようでヨカッタね。 そして別れを惜しんで挨拶を交わしてからいっしょに記念撮影♪ スタッフの1人に写真を撮って!と頼んだら、 「私は苦手なの。彼が一番上手いのよ。」 と、キャンプ一番の腕の持ち主に撮っていただきました。露出オーバーなのはピンポイント測光にしていた、私のミス・・ですが、全体曲がって写ってました(汗・写真はトリミングしてますけど・笑) ■貸し切りのキャンプ■ その後、キャンプのゲストは私達だけになってしまいました。 静かすぎて寂しくもありますが、とても贅沢な滞在でもありました。 バルーは、子供達へのお土産様に『Seba camp』のロゴ入り帽子と虫眼鏡、本、オカバンゴの地図をくれました。 こんな辺境にあるというのに、子供向けのサービスの良さはは感動モノ・・・。 左の写真は 「日本じゃ、虫眼鏡で火をおこすなんてやったことないだろう? これで火をおこしてごらん。」 と、促されてがんばっている所。 乾燥した落ち葉はすぐ煙が出ますが、炎まではナカナカねぇ・・・(笑) しばらく虫眼鏡に集中してましたが、その後は本を読んだり、お昼寝したり、夕方までのんびり過ごしました。 ■再びフィッシング■ 「今日のフィッシングはAbu campより向こうの、Jao campの方まで行って釣ってみよう」 とジョセフに言われていたので、早めのティータイムを澄ませ、15時半にはボートサファリに出発。 ゲストは私達だけなので、モコロツアーに来てくれたスタッフがフィッシングにもいっしょに来てくれました。座礁しても慣れた男性2人だと手際も全然違いうので、遠出するにも安心でした。 結局この日は、ジョセフが1匹、旦那と娘がいっしょに1匹のみで、息子は1匹も釣れずにガッカリ。 「明日はもうできないの?」 「明日はもう時間がないからね・・・。」 それにしてもMAXの4匹って記録は凄いなぁ・・。 そしてこの日も静かに暮れて行き・・・・
by blueskyblog
| 2007-09-08 23:51
| 2007年ボツワナ・南ア
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