この日のゲストは私達だけ。 他のゲストに気を使う必要もなくてお気楽だけれど、パブリックスペースが広すぎて静かすぎてちょっと落ち着かないな・・。 そんな気持ちでキャンプファイアー前で食前のワインをいただいていると、突然にぎやかな歌声が・・・。 スタッフ総出で、土地の唄や踊りを披露してくれたのです。 その唄は独特の音階だったけれど、リズミカルでどことなくゴスペル風。そして力強くて躍動的で少々コミカルなパフォーマンスもあって、見ていて楽しいショータイムでした。 何より、私達4人のためにこんな時間を作ってくれた事にとっても感激・・・。 そして、この日のディナーはいつもと違いキャンプファイヤーの隣にテーブルがセットされていました。 ゲストは我が家だけだというのに、広場の一角に雰囲気満点なバーベキュービュッフェコーナーを設け、いろんな種類の肉に、野菜に、付け合わせにと、滞在中で一番豪華なディナータイムを用意してくれたのでした。 ここでの滞在は毎日が楽しかったけれど、たった4人のためにも楽しい演出やサービスを惜しみなく提供してくれるバルーやcampスタッフのみんなに感謝の気持ちでいっぱいでした。 この夜は私達4人とバルーとジョセフの6人だけの食事だったので、バルーともゆっくりお話をすることができました。 アフリカの何が良くて3年も連続してはるばるアフリカに通うきっかけになっているのか。なぜボツワナを選んだのか、どうやって今回のルートを選んだのか、バルーはとても興味深く聞いてくれました。 そしてバルーも 『私もそうやってアフリカに来るうちに、とうとうココに住むことになったんだよ・・・。笑!』 と、お互いの『大好きなアフリカ』な話は尽きませんでした。 この時、バルーがブラジルで生まれた事、その後アフリカの魅力に取り憑かれケープタウンに住むようになった事、象の研究をしにオカバンゴに来た事、お姉さんが京都で英語の教師をやっていることを知りました。どおりでヤケに日本の事情に詳しいと思っていたのよね・・・。そして日本の食べモノも大好きらしく 「ケープタウンで時間があったら、Fujiyamaってレストランに行ってみるといいよ。 アソコはお寿司がとても美味しいので、以前良く行ったよ・・。」 一方、ジョセフにとっては日本の話はどれも新鮮だったようす。特に『日本では魚を生で食べる』と知って気味悪がっていました。・・・・驚いてもらえるなんてちょっと新鮮(笑)。 こうしてSeba camp 最後の夜はとても楽しい時間を過ごすことができました。 特にこだわりを持たず、代理店のオススメどおりに予約をいれ、何の前情報もなかったcampでしたが、私達家族にはとっても大当たりのキャンプでした。 Seba campを離れるのは残念ではありましたが、明日はSavuti campへの移動になります。 ジョセフの話によると、Savutのライオンには象を襲うグループがいて、そのハントの様子は壮絶そのもの。何十頭ものライオンがたった1頭の象を相手に、24時間以上もの間かわるがわる攻撃し続けるバトルは、ライオン達にとっても生死をかけたハードなハンティングなのだとか。 ちょっと前、NHKでライオン達が象をハントする様子を放送した時も、世界初のVTR収録に成功!と言ってたくらいなので、極めて希少なシーンに違いありません。 たやすくお目にかかれるシーンとは思いませんが、Savutiは代理店担当者さんのイチオシエリアでもあったので、そんな話を聞き明日からの旅行もまた楽しみでもありました。
by blueskyblog
| 2007-09-10 22:26
| 2007年ボツワナ・南ア
|
ファン申請 |
||