![]() ケープ地方は現在13のワイン生産地があるようですが、ステレンボッシュ、パール、フランシュフック、ウェリントン、サマーセットウエストを中心とする地域は『ワインランド』と呼ばれ、南アフリカを代表するワインの産地になります。 特にステレンボッシュは最も歴史が古く、優れたワイナリーもたくさんある地域。飲んべえとしては垂涎の地という訳です。 ![]() ![]() ![]() 時々『お城・・?』と思うような建物群が見られたので試しに行ってみると、オオォォ・・・と感動するほど立派なゲートがあり「なんとかエステート」と書かれていました。ワイナリーとは違うものなのでしょうか・・・? ゲートの門番に「見学はできないの?」と聞いたけれど、一般の人は入れてもらえませんでした。 ![]() 一方でアフリカらしさもあり、ボツワナで楽しませてくれたホロホロ鳥も群れで走り回ったりのどかな光景も楽しめます。 ![]() ![]() さて、ステレンボッシュに着いたのは良いけれど、この先どこに行けばいいの〜?どこに行けば酒蔵を見れるの〜〜?と、全く計画性の無い私達。またしてもステレンボッシュの町をグルグル・・・。そうしている間にもスコールのような土砂降りです。 ![]() ![]() まずは、適当な場所に車を停め、『地球の歩き方』の地図を見ながら作戦会議。 でも、多くのワイナリーはステレンボッシュの郊外にあるようで、街の地図からははみ出しているようです。しかも『地球の歩き方』によると、土日はお休みの所が多く(この日は土曜日でした)、やっている所といえばワイナリー見学するツアーが用意されていても、1回1時間半程度で1日3回程度と時間が決まっていたり。 そこまで時間を割いてまで見学したい・・・という訳でもなく・・・ 「どうしよう?観光案内所に行って適当な場所を紹介してもらおうか?」 と思っていると、ガイドブックの中に”何も買わなくても見る価値あり”のフレーズが飛び込んできました。 どうせワイナリーに行ってもオススメワインを買う程度なら、直売店でもいいかな?・・・と安直な方向に気持ちは固まり、『オー・サミ・スィ・ウィンケル』というお店を目指すことにしました。今通ってきた道からも近そうです。 ![]() それが地球の歩き方にものっていた『オー・サミ・スィ・ウィンケル』というお店でした。 ![]() ![]() ステレンボッシュは治安の良さそうな平和な街に見えたのですが、やはり南アだからでしょうか。お店の入り口では見張りスタッフがいて、ゲストが入るたびに施錠をしていました。 ![]() ![]() ここは年代別のワイン樽がゴロゴロ並んでいるような酒蔵はありませんが、自分たちのワイナリーで作ったワインをそのまま販売していました。ワインの値段は日本円にして400円程度〜1万円くらいまで。これが日本に輸入されると4〜5倍の値がになるので産地はやっぱりお得♪。 今夜ハマナスでいただくために1本と、日本へのお持ち帰り用1本、1000円相当のオススメワインを2本ゲットしました。はるばる出向いて『産地で買った』というだけでとりあえず満足♪ ![]() ![]() ワインの他には、ルイボスティや各種香辛料、魚の干物やロゴ入り雑貨が売られていて、確かに見ているだけでオモシロイお店で、併設のレストランもありました。 ワインをゲットした後は、近くのチーズ工場に行ってみました。写真はバイパス沿いを走る電車。ハデハデなデザインが目を引きます。 ![]() ![]() ![]() でも予想通り棚には多くの種類のチーズが陳列されており、子供達にヨーグルトドリンクと今夜のおつまみ用のブリーをゲットしました。 店のお姉さん達は、日本人の女の子がよほど珍しかったらしく、娘にイロイロと愛想を振りまいていました。確かにココまでは、滅多に来ないでしょうね。 さて、既に12時も過ぎていました。 ステレンボッシュにはオイシイ料理を出してくれるレストランもたくさんあるようですが、ホテルの朝ご飯をたらふくいただいたせいでまだまだお腹が空きません。 「この先の海沿いのどこかで、シーフードでも食べようよ!!」 ということで、結局ワインとチーズをゲットしただけで、ステレンボッシュを後にしました。でも、ココまで来てテイスティング無しというのはやっぱりちょっと悔しかったな。 次回南アフリカに来るチャンスがあれば、是非ともステレンボッシュに1泊しなくちゃ♪・・・と思ったのでした。
by blueskyblog
| 2007-10-29 23:43
| 2007年ボツワナ・南ア
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